人気プロレスラーハルク・ホーガンも愛するハーレー

ハーレーと言えばアメリカを代表する大型バイクですが、ハーレーという言葉が与えるイメージは、単なるバイクの範疇にとどまりません。アメリカ文化の象徴とも言えるブランドです。ハーレーは世界的に熱狂的なマニアが多いことで知られ、その人気は衰えることを知りません。これまでにも映画やドラマ、小説などに数多く登場し、ハーレーが印象的に使われた作品は枚挙にいとまがないほどです。ハーレー好きの有名人を挙げればきりがないのですが、プロレスラーのハルク・ホーガンもまた、ハーレーをこよなく愛する有名人のひとりです。

ハーレー好きの有名人

ハルク・ホーガンはアメリカ人のプロレスラーですが、80年代には新日本プロレスで活躍しており、日本のプロレスファンの間では知られた存在でした。そのホーガンが世界的に知名度を上げたのは、映画「ロッキー3」への出演でした。その後シンディ・ローパーのMTVに出演するなど、ハルク・ホーガンはアメリカでも国民的な人気を集めることとなりました。と同時に日本においても、プロレスファン以外にも知られる存在となったのです。そんなハルク・ホーガンは、ハーレーを愛するあまりに、ハーレーに乗ってプロレス会場に入場することもありました。そのダイナミックで迫力満点な演出は、観衆の度肝を抜きました。ハルク・ホーガンのフィギュアでは、ハルク自身がハーレーに乗ったものが殆どだと言えるくらいに、ハルク・ホーガンとハーレーのイメージは切っても切れない関係なのです。

当時ハルク・ホーガンが入場の際に乗っていたハーレーは、排気量1340ccのタイプではないかと言われています。ハーレーにまたがるハルク・ホーガンの写真を見ると、タンクにイラストが描かれたさまざまなハーレーが登場します。ハルク・ホーガンがカスタマイズしていたのでしょう。2008年の話ですが、当時の妻と離婚係争中に公開された彼の資産の中に「ハーレーの大型バイク4台」とありました。4台ものハーレーを所有することからも、彼の溺愛ぶりが伺えます。彼はこの時の離婚により、ハーレーもろとも全財産を奪われたという説と、彼に残ったのはハーレーだけだったという2つの説があります。ハーレー好きなら後者に夢を感じるのではないでしょうか。